パムちゃん

やべー、申し込んだけど、全く何も勉強してないわ、、、、

という、そこのあなたに限られた時間での対策方法を伝授しようと思います。

2週間の勉強だけで、確実に受かる、という夢のような話は無い

冒頭から、いきなり否定で申し訳ありませんが、2週間の勉強だけで受かる程、プロマネ試験は甘くはありません。タイトルに釣られた方には申し訳ありません(今後、このような釣りに引っかからないようお気をつけください)

ただ、この限られた2週間の中で最善を尽くす(悪あがき)をするにはどうすれば良いか?という事は、真面目にアドバイス出来るかと思うので、参考にしていただければ幸いです。

プロジェクトマネージャー試験時間について

まず、何も勉強・対策していない人あるある、ですが、午前I /午前II/午後I/午後IIの細かい試験時間すら頭にインプットされてない事が多いので、各試験時間を共有しておきます。

以降、午前I /午前II/午後I/午後II の対策ついて説明していきます。

午前Iの対策

午前Iは関係無いと言う方は読み飛ばしてください(プロジェクトマネージャーを受ける人の、およそ60%は午前I免除者と言われていますので)

午前Iはマークシート30問で、その内の60%以上で通過なので、最低通過ラインは18/30の正答となります。

午前I免除でなく、午前I受ける必要があり、2週間前までほぼ勉強していない、という方は、下記で。

やる事

残りの時間、午前Iの過去問7年分を繰り返し解きまくる(※午前II,午後I,午後IIの勉強は一切しないこと)

午前Iの勉強だけだと、以降の午前II、午後I、午後IIはどうするんですか?

パムちゃん

午前I以降は、捨てます。欲張っても絶対無理です。

今回は、午前Iの免除資格取得だけに全力で!

一番悲惨なパターンは、中途半端に手広く勉強した結果、午前Iすら通過出来ない、というパターンです。午前Iさえ通過すれば、次回以降の午前I免除資格(2年分)が得られるわけですから、今回は、午前Iを通過する事だけに注力しましょう。

午前IIの対策

午前I免除者は、この午前IIが最初の関門です。

午前IIはマークシート25問で、その内の60%以上で通過なので、最低通過ラインは15/25の正答となります。

過去問を繰り返して、最悪答えを覚える

やる事

午前IIの過去問7年分を5回、解く

  • 繰り返し解くだけで良い
  • 深く理解しようとしない(計算問題は何となく答え/数値を覚えておく)

やるタイミング:隙間時間+前日/当日に少し注力

勉強していない人が通過する事だけに全力を尽くす場合、こういう割り切ったアプローチが必要です。加えて、高度試験の午前IIはかなりの数、過去問から同じように出題されます。また、5回程度繰り返すと、最悪理解していなくても答えを覚えてしまう面(4択なので)もあるため、本当に過去問をただ繰り返すだけで、合格が可能です(知識を得た上で合格したい方は、真面目に計画的に勉強しましょう)

やり方ですが、「情報処理技術者試験の勉強(過去問題)をやり直し」で解くのが一番オススメです。シンプルですが、スマホで隙間時間にポチポチ過去問を繰り返し解くには一番最適なサイトで、情報処理前はいつもこちらにお世話になっています。

午後Iの対策

午後Iは、文章問題ですので、午前IIや、午後IIと比べ、対策の費用対効果がよくありません。言い方変えると、読解力や経験があれば、対策無くても受かる可能性はある、という事です。

パムちゃん

と言いつつ、私の場合、過去午後Iで狩られるケースが一番多かったのですが、、、

構成と、時間配分だけ把握する

何も意識せず望むと、私のように散る可能性が高いので、これだけ意識しましょう、それは時間です。

最低限、何題、何問解く必要があるか把握しておくだけで、時間配分(=合格率)に影響してくるので、試験前にそこだけは理解しておいてください。午後I,午後IIは完全に時間との勝負ですので。

午後Iの試験構成+充当時間把握
  • 問は3問あり、その中から2問を選択し、時間は90分
  • 時間配分理想は、問の絞り混み:5分、問1つ目:40分、問2つ目:40分、予備:5分
  • 問の中身は、設問1,2,3に分かれており、総問題数は7問(or8問)

 やるタイミング:特に無し(上記を把握するだけ)

下記、令和4年の問2の回答ですが、設問3つで、総問題数は7つですね。設問3つは毎年必ず一緒、と覚え、総問題数も7が基本と覚えとくだけで、だいぶ解くペースがイメージ出来てきます。

また、本文は、内容に応じて各章立てされてるのですが、各設問ではどこの章の話を効いてるのか、各設問の冒頭で宣言してくれます(例:設問1 :[目標の達成に向けた課題]について答えよ」)。

全く対策無しで望む人は、案外それも知らなかったりするので、予めご認識ください。長い長文の中でどこの章を注力して読めば良いか検討が付くので、知っとくだけでだいぶ効率が違ってきます。

午後IIの対策

午後IIは論文です。対策はここに一番、時間を割く事になります。

午後Iと違って、午後IIの論文を何も対策無しで合格するのは、絶対不可能です。断言出来ます。対策無しで、その場で考えて合格したという人がいたら、本当、天才です。

構成と、時間配分の把握

午後Iと同様、こちらも時間との勝負になりますので、予めどれぐらいの量の記載をすべきかの把握は必須です。

午後IIの試験構成+充当時間把握
  • 問は2問あり、その中から1問を選択し、時間は120分
  • 問の中身は、設問ア,イ,ウに分かれており、ア:800字以内、イ:800字〜1600字、ウ:600〜1200字
  • 時間配分理想は、概要・問題選び:5分、ア:25分、イ:45分、ウ:35分、見直し:10分

ア・イ・ウでそれぞれ何を問われるか?を把握する

過去5年分(2017〜2022年)の午後II問1,問2の各アイウで何が問われているかを表にしてみました。

どういうカテゴリに分けるかが難しく、内容によっては意味が重複したりする部分もあると思うのですが、ご容赦ください。

2017年2018年2019年2020年2021年2022年
問1問2問1問2問1問2問1問2問1問2問1問2
概要
目的・目標
特徴
問題・リスク
分析
原因・理由
根拠
課題

工夫
取り組み
対策
対策の実施状況・評価
今後の改善点

上記表の結果から、ざっくり下記を認識いただければと思います。

  • (ア)では、プロジェクトの特徴や目的が聞かれる
  • (イ)では講じた対策が聞かれる
  • (ウ)では、対策の評価と、今後の改善点が聞かれる

(イ)の対策の前に、前提となる、問題->分析->課題の話が問われはしますが、(ア)で問われるか(イ)で問われるか、は少し曖昧ですので、どちらで問われても対応出来る備えが必要です。

汎用的な「モジュール」の用意は必須

一番重要なとこですが、執筆中です少しお待ちください