パムちゃん
子どもが急にポケモンカードやりたい、と言い始めて、親として何をすれば良いか分からない、という方向けに、コスパの良いやり方をお教えします
※この記事では、細かいルール解説をするつもりはありません。
- 今からポケモンカードをやってみたい、という方
- やるからには、ある程度、強いカード(デッキ)を使いたい、という方
- とは言いつつ、無駄な出費はなるだけ抑えたい、という方
カードの買い方
まず、ポケモンカードをどこで買えばええんや、という話です。
お店で通常のパックを買うのは、やめよう
ポケモンカードですが、現在ポケモンセンターとかにいけば、買えるケースはありますが、普通のお店(ヨドバシなど家電量販店や百貨店)に行っても、ポケカブームの影響で通常のパックは売り切れになっているケースがほとんどです(出たばかりの新弾は特に)
というか、必要最低限のお金で効率良くポケカをゲームとしてやりたいのであれば、そもそもパック買いをしてはいけません。パックは出てくるカードがランダムなので、それなりの楽しみはありますが、目当てのカードを通常のパック買いで集めようと思うと、出費がどんどんかさみ、コスパが良くないです。
カードショップ or メルカリ で必要なカードを必要な枚数だけ買う
というわけで、カードショップで目当てのカードだけを購入しましょう。カードショップは最初入り難いと思いますが、親子連れも結構多いです(大体お母さんはイヤイヤで、はよ決めーや、みたいな感じですけども)。
ちなみにカードショップには、中額〜高額のカードがショーケースに入っており、低額のカードは「ストレージ」と呼ばれるコーナに大量に置かれています。ポケモンカードで戦う際は、カード60枚(デッキ)を使いますが、「ストレージ」から調達出来るカードも多い場合30枚ぐらいはあります。ちなみに「ストレージ」のカードは相場1枚30円です。
また、大体の店舗にはタブレットが置いてあり、目当てのカードを注文する事も出来ます。探すのが面倒な場合はそれでも構いません(ただ最低価格であるストレージよりかは基本高くなるので、何とか安く集めたい人は、ストレージを頑張って漁りましょう)
ちなみに、大阪であれば、「竜のしっぽ 大阪梅田店」とか行けば、大丈夫です。
近くにカードショップが無い、カードショップに行きたくない、と言う方は、メルカリで調達しましょう。選び方次第では、カードショップよりも安く買えるケースが多いですが、まずはカードショップで現物を少し見慣れてからのほうが良いかもしれません。
目当てのカードって何を買えば良いのか?
2023年10月時点では、この60枚(デッキ)を買いましょう。
【デッキコード】XMySME-nvW0qE-XpMMMp
「ミライドンデッキ」というやつです。ミライドンデッキ自体は、ポケカのデカイ大会(チャンピオンズリーグ)で優勝する程のデッキで、強いデッキ(Tierデッキ)の1つです ※ミライドンにもいくつか型があり、一番結果を残しているのは、「雪道型ミライドン」というタイプなのですが、今回、よりシンプルさを最優先に、非雪道型をチョイスしました。
非常にシンプルな上に、上手く回れば、ポケカの初心者でも上級者を打ち負かすデッキパワーがあります。加えて、カードショップで全部買い揃えても、たぶん7000円ぐらいで済みます。面倒であれば、このデッキのカード一覧を見せれば、店員がチョイスしてくれると思います。
ミライドンデッキのより詳しい内容は下記にまとめてますので、参考までに。
ミライドンなんて嫌だ、もっと他の強いデッキを使いたい、という型は、Tierデッキをまとめているサイトがあるので、そちらを見て他の強いデッキみましょう(ただ他のデッキは回し方複雑だったりするので、初心者はより勉強が必要です)
家で「exスタートデッキ」を使ってルールを覚えよう
まずは、ルールを覚える必要がありますが、遊びながらでないと中々覚えません。なので、家でポケカをやりましょう。お父さん、お母さん、仕方なく相手をしてあげましょう(やってみると意外と面白いですよ)
ただ、対戦するとなると、ミライドンデッキに加え、もう一つデッキが必要です。とりあえず、安いデッキなら何でも良いという方に、オススメなのが、exスタートデッキです。
60枚入りの構築済みデッキで、何とお値段550円。これだけでポケカが始められます。(これ紹介すると、95%の親はミライドンデッキじゃなくて、これで遊べば良いやん、となりそうですが)
exスタートデッキは、種類も豊富ですし、家電量販店や百貨店でも基本売れ残っているケースが多いので、カードショップに行かなくてもオモチャ売り場で買える可能性が高いです。
また内包物として、ポケカに必要なダメージカウンター(通称ダメカン)や、紙のルールマットなども入っているので、とりあえずポケカやってみたい、という親子にはこれで良いかと思います。
ただ、デッキのパワー自体は強くないので、外のジムバトルにこれで出ると、間違い無くボコボコにされ、トラウマになるので、外でこの純正exスタートデッキを使うのは基本やめときましょう。上記ミライドンデッキなら、デッキパワーがあるので、仮に勝てなくても割と競り合いには持ち込めるので、対戦していて楽しめると思います。
基本的なルールが分かったら、今回紹介しているミライドンデッキの使い方を下記に紹介してますので、ご参考に。
外でジムバトルに参加してみる
家での対戦に慣れてきたら、自分の強さを試したくなりますよね。そんなあなたにジムバトルです。全く知らない人と対戦するのに最初は抵抗あるかもしれませんが、大丈夫です、基本ポケカプレイヤーは優しいので。
店舗によって傾向違ったりしますが、大体、平均すると参加層は下記感じです。
- 20代〜30代が60%で、40代以上が20%、10代が20%
- 女性の参加者も10%ぐらい。普通のジムバトルで1,2人いる感じ
ポケモンカードプレイヤーズクラブに登録する
ジムバトルに参加するには、「ポケモンカードプレイヤーズクラブ」に会員登録(無料)する必要がありますので、新規登録を行いましょう(子どものアカウントであっても、親が登録します)。ジムバトル現地でこの登録作業やろうとすると大抵テンパるので、お家で登録はしておきましょう。
URL:ポケモンカードプレイヤーズクラブ
最寄りのジムバトル会場を探す
下記でお住まいの地域のジムバトルイベントを検索し、参加してみましょう(ちなみにここで出てくるのはポケモンカード認定の公式ジムバトルで、個人開催のジムバトルは出てきません)
URL:ポケモンカード イベント検索
大阪市内限定ですが、下記でおすすめのカードショップを紹介してます、どれもジムバトルの会場になっているので、ご参考までに。
ジムバトルは基本、参加無料で、参加賞として、プロモカードを最低1パックは貰えます。上位3名、じゃんけん大会次第では、更にプロモカードをGET出来ます。2023年10月現在、下記感じで、基本、時期によってプロモカードの中身が変わる程度です。
ジムバトル会場へ行ってみる
参加受付期限は、開始時時間の5分/10分前が多いので、15分前ぐらいには受付しましょう
参加受付のオペレーションは、下記です
- ジムバトル参加受付の店員に参加の旨伝える
(専用の受付がある場合あるし、カードショップの通常のレジで受付る場合もあり) - 店員が参加受付用のQRコードを出すので、スマホで読み取る
- QRコードで読み取ると、プレイヤーズクラブのID/パスワード問われるので、
参加するアカウントのID/パスワード入力すれば参加受付完了
※スマホの操作がいるので、小さい子の場合、基本親が対応します
対戦組み合わせの前に、対戦方式に触れておきます。対戦方式は下記どちらかです。
席が限られる小さい会場ですと、トーナメントの場合もありますが、大体はスイスドロー方式なので、ご安心ください。対戦の組み合わせ詳細は、店員さんがランダムに決定しますが、稀に申請順に組み合わせ決定する店もあります(知り合い同志で行くと、知り合い同志で当たる確率が高くなるため微妙です)
組み合わせ決定後の流れは下記どちらかです
店員が20人超えるぐらいのキャパがある会場は、2番目のスマホで対戦表を確認する事になりますし、試合の勝ち負けも、スマホで入力する事になります(ちなみに、結果入力は基本、勝った方が代表して入力するルールの店舗が多いです)。このようにスマホ操作が結構絡むので、小学生でスマホを使いこなせないうちは、親の付き添いは必須と思っといたほうが良いです。
- 席についたら、軽く対戦相手に挨拶。シンプルに「よろしくお願いします」で良いです。
(相手も90%ぐらいの確率で、挨拶してくるので、恥ずかしがらずに挨拶しましょう) - 自分のカード60枚をシャッフルするんですが、最初は「ディールシャッフル」をします。
家で我流でしかやっていないと、ここでテンパるんですが、落ち着きましょう。
対戦相手が「ディールシャッフル」するので、ひたすら真似してやれば大丈夫です。
対戦は25分です。やってみたら分かりますが、結構短いのでご注意を。持ち時間は両者で25分で、公式大会の場合は、タイムアップになると、両者負け扱いなりますが、普通のジムバトルでは後攻までやりきって、サイド差で勝敗決めるケースもあり、そこら辺は店舗によります。ちなみにミライドンデッキ自体はそこまで時間懸かるデッキでは無いので、その点も良きです。
最初はそうそう勝てませんが、気にしないように。最初のジムバトルから10連敗ぐらいはすると思っといたほうが良いです。対戦が終わったら、25分経つまでの間、相手と「感想戦」が始まるケースも多いです。ポケカプレイヤーは割と優しい大人が多いので、小学生相手だと、「今何年生?へえー凄いねえ」みたいな他愛も無い会話も70%ぐらいの確率で展開されると思います。また、バトル開始後、瞬殺する/されるケースもあり、その場合、待ち時間も長いので、「勝敗関係なく、もう1回バトルしましょっか」となるケースも結構あります。
対戦終了したら、スマホ運営だとスマホ上で勝った相手が代表して結果入力、スマホ運営で無い場合は、紙の対戦表に結果記入して店員に渡すケースが一般的です。
トーナメントでしたら、負けた人から帰っていきますが、スイスドローの場合は、上位3名の成績発表して、じゃんけん大会して、解散となります(トーナメントの場合、最初にじゃんけん大会します)
カード購入〜ジムバトルまでの流れ、雑多ではありますが、少しはイメージ出来たのでは無いでしょうか?
まずは、お家で気楽にポケカをやってみましょう!